探偵による浮気の調査で必ず事前に行うのが、調査対象者の行動調査です。
過去に配偶者から車にGPSを付けられて浮気を見つかったことがある経験者が、また浮気を再開する場合に、ラブホテルに近い商業施設やゴルフ練習場などの駐車場で浮気相手の車に乗り換えて、ラブホテルを利用するという手口を使う場合があります。自分の車でラブホテルに入らなければ、見つからない、証拠は掴まれないと思っているからです。
このようなずる賢い相手にも、プロの探偵は、しっかりと事前に対象者の行動調査を行ってから浮気をしそうな日を割り出して尾行調査を行って浮気の証拠を掴みます。浮気の常習者は、あの手この手を使って浮気の証拠を掴まれないようにしますから、事前の調査が重要です。又、多くの探偵や調査会社は事前の行動調査はもちろん、空振りになってしまった場合の尾行調査も料金に含まれてしまい、最終的に多額の請求をされることが多いのでご注意下さい。当社は、定額制なのでそのような心配はいりません。
「浮気調査」は、多くの調査の複合体です。対象者の行動を事前に行い行動パターンを割り出すのは「行動調査」。そして割り出した行動パターンから浮気してそうな日を特定して、対象者を勤務先から車でラブホテルに近いショッピングセンターの駐車場までの移動、駐車場で浮気相手の車に乗り換えてからホテルに入るまでの移動は「尾行調査」、ホテルに入って出て来る間は「張込み調査」、ホテルから出てきて、ショッピングセンターの駐車場に移動するまでは、「尾行調査」となります。その後、浮気相手の車が自宅まで移動する間は「尾行調査」、その後相手の身元を割り出すまでが「身元調査」となります。
「張り込み調査」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持っていますか?
見ているだけ、待っているだけという簡単そうなイメージがあるかもしれませんが、実は、張り込み調査は結構大変です。夜間で周囲が暗い状況や雨天時の傘をさした状況下では、一瞬で人を判別するのがかなり難しくなります。離れた場所からの観察では小さく見えるので、さらに判別が難しくなり、一瞬の出来事を見落としやすくなります。特に暗い中で、気づかれないようにフラッシュを使わないで証拠写真を撮影するには写真撮影の腕と高機能な機材が必要になります。探偵が張り込む際に、調査対象者に気づかれてはいけないのはもちろんですが、長時間の監視を続けながら、①周囲にいる人から不審に思われてはいけない。②探偵の車が交通の妨げになってもいけない。③一瞬の出来事を見落とさないために目を離すことができない、といった苦労が付きものです。このように張り込み中にはその場所を離れられないので、長時間トイレに行くこともできないし、そのために水分をとることを控えるので、身体的にもつらい。夜間の張りこみで探偵が交代できない状況なら、眠ることも許されません。張り込みは長時間続くので、そのほかにも、暑さ、寒さ、蚊にかまれた痒みなど、小さな苦労も色々あります。
探偵は、普通の会社のサラリーマンのように、定刻で業務を終了して帰宅できるというわけではないのです。夜間の張り込み調査で帰宅できないことも珍しくありません。
このように、色々な苦労を積み重ねながら探偵が忍耐強く調査を行うので、浮気調査を欺く事は難しいのです。
