探偵の浮気調査では、尾行(びこう)は必ず行う作業です。
探偵の尾行とは、探偵が気づかれないように人を追跡して、いつ、どこへ行き、誰と会い、何をするかなど、人の行動を調査・監視することです。徒歩による尾行と車両(自動車やバイクなど)による尾行があります。
今回は、調査対象者が勤め先からバスで移動するところを尾行しました。
バスは、電車に比べて、見失うリスクは少ないですが、逆に探偵が相手に気付かれるリスクもあります。同じバス停から乗車して、同じバス停で降車する人数は極めて限定的であるため、尾行にも慎重さが求められます。
バスから降車した後は、電車の場合とは違って、気づかれないように雑踏にまぎれこむことが難しいので、調査対象者との距離のとり方には探偵としての経験がものを言います。
探偵の感覚で、“気づかれたかも”と感じたときには、無理に続行しません。引き際も肝心です。
今回は、無事、バスを降りて待ち合わせをしていた浮気相手と合流後、手をつないでマンションに入っていくところを撮影しました。
このように夜間の人通りが少ない場所での撮影は、調査対象者や待ち合わせをしている相手に気づかれないように神経を使います。