浮気に使われる場所はラブホテルとは限りません。
探偵の今回の調査対象者(浮気の当事者)は、ラブホテルではなく、一般のホテルを利用して浮気をしていることが判明しました。言うならば、浮気上級者です。
浮気に使われる場所がラブホテルではない一般のホテルの場合は、不倫カップルが2人一緒にホテルに入って行くところを探偵が写真撮影しても、それだけでは、後日「仕事の打合せで使用した」などと言い逃れされてしまいます。
このような場合、調査対象者がエレベーターを使うなら、探偵も一緒に乗り込み、エレベーターの中と、同じ客室フロアーで降りた所までは、必ず撮影が必要です。
エレベーターを出てから客室へ入るまでの撮影は、怪しまれやすく、探偵が尾行していることに気付かれやすいので難しいです。特にデイユースの場合は、ホテルの利用者が少ない時間帯なので探偵が目立ちやすく、困難な作業です。
ですから、不倫カップルが客室へ入った後は、二人が同じエレベーターで下りてくるまで、ホテルのフロント辺りに探偵が張り込んで、ホテルのスタッフや周囲にいる利用客から怪しまれないように工夫をしながら待ちます。持久戦です。長いときには、フロントや、エレベーターが見えるカフェなどで半日を過ごす事になります。
探偵の調査は誰にも知られない地味な苦労の積み重ねなのです。