今回は、浮気調査の対象者が自転車で行動していることがわかったので、その尾行調査のために探偵も自転車を使うことになりました。
自転車による尾行(追跡)では、交通量の多い道路の場合は尾行をしていることが目立ちにくいという点で良いのですが、追跡をしている対象者に交通量の少ない道路に入られてしまったときには厄介です。
探偵が相手に近づきすぎると尾行していることに気付かれてしまいますから、探偵は相手から距離を開けて追う必要があるのですが、他の道へ一旦入っている間に、徒歩と違って自転車は進むスピードが速いので、相手を見失ってしまう事もあります。
ですので、自転車の尾行に限りませんが、事前に、対象者を見失った場合の調査パターンも準備しておくことがプロの探偵としての仕事です。尾行時間の天気予報を確認しておく事も大切ですね。
もちろん、事前にいろいろな準備をしておいても、どうにもならない状況になる場合もあるので探偵の仕事は難しく、プロの技量が求められます。